ピカ秩父で癒されて
先日、1泊2日で秩父の旅に家族で行って来ました。
1日目はPICA(ピカ)秩父で癒され、2日目は宝登山(ほとざん)で清められた?旅になりました。
PICA(ピカ)秩父は、秩父長尾根丘陵の秩父ミューズパーク内にあるコテージキャンプ場で、テントでも宿泊できる施設です。
大自然の中にある、コテージのテラスでバーベキューを楽しめ、大浴場で日々の疲れた身体を癒すことができる場所。
癒されたい方におすすめの場所です。
秩父ミューズパークは、埼玉県秩父市秩父郡小鹿野町にまたがる自然豊かなテーマパーク。
とにかく広い。面積は約271.3ha。
なんと!東京ディズニーランド(約51ha)の約5.3倍!ピンと来ない!?私もピンと来ないです。まぁ~とにかく広い。
広大な自然を活かしたアトラクションや施設があり、毎年多くの方が訪れます。
主なアトラクションや施設として
・森を森のまま利用したレジャー施設 ”フォレストアドベンチャー”
本格的!
・モータースポーツを楽しめる”F1リゾート”
スピード狂にはたまらない
・自然に癒される”PICA(ピカ)秩父”
・ビームライフルシューティングを楽しめる ”ソト遊びの森”
ソト遊びの森の入り口
・季節の花 等々
そのほかにも、ちびっ子広場、音楽堂、野外ステージ、テニスコート、サイクリング、レストラン、入浴施設等々あります。
とても1日では遊びきれない。
午前中は自然の中で汗をかいて、午後はピカ秩父の自然に癒され、バーベキューを楽しみ、大浴場で疲れを取るのがおすすめのコース。
ピカ秩父の周辺には、羊山公園(約15分)、三峯神社(約50分)、秩父高原牧場(約30分)、宝登山ロープウェイ(約25分)などもあります。
この【秩父ミューズパーク、ピカ秩父の自然に癒された】の記事では、秩父ミューズパークのおすすめスポット、ピカ秩父の宿泊レビューをご紹介させて頂きます。
1.我が家の計画
ピカ秩父周辺で子どもたちが楽しめるところを調べると、やはり秩父ミューズパークがある。
秩父ミューズパークには、上記にも書いた通り、楽しめそうなアトラクションや施設がたくさんある。
アクセスマップ 引用/PICA秩父ホームページより
ピカ秩父のチェックインが15時、家族会議で当日、そして次の日の予定を下記のように計画した。
子どもがいるとなかなか言うことを聞かず計画通り行かずイライラするので、大雑把な予定にしてます。
実際に行動出来た計画なので、是非、ご参考にして頂ければと思います。
●1日目
7時00分~ 自宅を出発
10時00分~ 秩父ミューズパークの”展望ちびっ子広場”到着
11時00分~ プール
15時00分~ ピカ秩父 チェックイン
16時00分~ 大浴場『樹音の湯』
17時30分~ コテージにてバーベキュー
20時00分~ 花火
●2日目
8時00分~ 朝食
10時00分 チェックアウト
10時50分~ 宝登山神社、宝登山小動物園到着
2.秩父ミューズパークのおすすめスポット
①展望ちびっ子広場
まずは子どもたちの希望もあり、展望ちびっ子広場に行った。
ここの遊具はボールスウィング、ローラーすべり台2種類、計3種類。人も少ないので、楽しめると思った。
ボールスウィング
ローラー滑り台
が、ほとんど遊べなかった!
なぜなら、その日は暑すぎた!気温36℃の猛暑!
危険を感じ、予定より早いがプールに行くことに。
ただ、ここでご紹介しておきたいスポットがあります。
それはこちら。
旅立ちの丘
”旅立ちの丘”と呼ばれるモニュメントです。
不思議な空間で、通路にはメロディーが流れている。
モニュメントの先端が展望デッキで景色もよかったのですが、我々にとって、ここで流れている歌に感動。
展望デッキの景色
曲名は『旅立ちの日に』。
♪旅立ちの日に
この曲は、長女が小学校の卒業式で、ピアノを弾いた思い出の曲。ここでこの曲を聴いて家族で感動。
今では、全国の小・中学校の卒業式では定番の曲になっているようです。
この曲は秩父市の中学校の先生が生徒に送った卒業ソングで、秩父市で発祥し、全国に広がっていったそうです。
市長の思い
是非、景色と共に、『旅立ちの日に』を聴いて子供たちの小・中学校時代を思い出してください。
▼秩父ミューズパークマップ 続きを見る
公園内マップ | 秩父ミューズパーク
②プール
とにかく暑すぎるので、早くプールに入りたかった。ちびっ子広場の駐車場からプールの駐車場は、車で5分くらい。
ここのプールは『流れるプール』と『波のプール』がメイン。
波のプール
料金は大人1,800円、子ども900円だが、ピカ秩父に宿泊するので、それぞれ半額に。
ちなみに、駐車場も係の人に『ピカ秩父に宿泊すること』を伝えると本来駐車料金が500円のところ、無料になります。
早速着替えてプールに向かった。
第一印象は、広ーーい!プールサイドが広い!流れるプールの幅が広い!
プールサイドも広ーい!
豊島園や西武園のプールと比べると、全然広い。
プールサイドで屋根のあるところを探し、ビニールシートをひいた。
流れるプールを振り返って見ると、とおーーい!
軽く準備運動をして、流れるプールに向かう。
足の指先をプールに浸けると、それほど冷たくない。
ゆっくりプールに入った。
気温と水温のバランスがちょうど良く、気持ちいい!
水がきれいだったから、尚更そう感じたのかもしれない。
人が少なかったからなのか、プールが広かったからそう感じたのかわからないが、贅沢なひとときでした。
波のプールの広さは普通だが、こちらも気温と水温のバランスがちょうど良く、浮き輪に乗ってプカプカしてました。
プールサイドには、有料でパラソルやベンチシートがあった。
有料の貸しパラソル
パラソルはテーブルと椅子の3点セットで1日1,000円、ベンチシートはパラソル付で1日500円。
偶然なのか分からないが、誰も使っている人はいませんでした。
売店はプールサイドに2箇所、更衣室と同じ建物に1箇所あります。
プールサイドの売店
売店・ゲームセンター
メニューは定番のラーメンとカレーライス、フランクフルトにポテト。
ここのプールでおすすめの食べ物をご紹介します。
それは、300円1kgのかき氷。
種類は10種類
1㎏のかき氷
プールサイドではなく、更衣室と同じ建物の中にある売店で売ってます。
子どもたちは3人で一つ頼みましたが十分。
夏にピカ秩父に宿泊するかたは、是非プールで贅沢なひとときを過ごして頂き、おすすめのかき氷をお召し上がりください。
3.いよいよピカ秩父
ピカ秩父は、プールのほぼ向かいにあります。
車で1分は掛からない。
①センターコテージでチェックイン
車を停めたら、荷物を持って移動せず、センターコテージ(受付)からカートを借りて来て、荷物を積んでからセンターコテージに移動しチェックインしましょう。
カートは必須
このカートは、自分たちが泊まるコテージまで使用するので、チェックインの混雑でなくなる前にキープすることをおすすめします。
ただし、コテージまで荷物を運んだら、センターコテージまでカートを返却しなければなりません。
センターコテージでチェックインを済ませ、鍵等を預りコテージへ向かいます。
②宿泊するコテージへ移動
コテージまでの行き方はいくつかあります。
コテージまでの途中に急なアップダウンがあるコースを避ける為、一番楽な行き方をチェックインの時に確認すると良いでしょう。
重たい荷物を載せたカートを、急な登り坂を押すのはかなりキツイ。
また急な下り坂のときは、前向きに押すと荷物がカートから落ちてしまうこともあるので、後ろ向きに下りたほうが良いが、意外とキツイ。
多少のアップダウンは必ずあるので、負担の少ない行き方を教えてもらいましょう。
コテージまでの道のりは木々に囲まれた空間。
癒されます
いつもは、鉄筋コンクリートのビル等、人工的な空間で生活に送っている我々。
木々に囲まれた空間にいるだけで、こんなにも自然を感じ、癒されるとは。
③宿泊するコテージに到着
コテージはこんな感じ
入口にデッキテラスがあり、ここでバーベキューができます。
BBQはここ
窓を開けて入るとこんな感じ。
部屋の中
寝る時は、ソファーを引いてカバーを剥がすとこんな感じになります。
寝る時はこんな感じ
お客様宛てのご案内がありました。
注意!
『ハチ』『へび』などの危険を感じる生き物を見かけた場合云々と書かれています。
見かけたくないけど、気をつけましょう。
トイレ、キッチン&洗面はこんな感じ。
下に冷蔵庫もあります
ウォシュレットはなし
バスタオル、フェイスタオルは脱衣所にそれぞれ4枚、用意してあります。シャワー室は脱衣所の隣にあります(写真がなくてすみません)。
脱衣所
浴衣などの用意はないので、自分たちで用意しましょう。
テレビやエアコンもあります。
テレビ
エアコン
テレビは朝に少し観るぐらいで、ほとんど観てないですね。
夏のエアコンは必需品。良く効きます。
④バーベキューをはじめよう
ピカ秩父は生ものの持込みは禁止です。これは食中毒などの衛生面に配慮してのこと。
まず火を熾(おこ)します。
火熾し
火の熾し方はコテージの中にマニュアルがありますので、その通りにやれば考えていたよりもずっと早く火が熾きます。
火が熾きたので、バーベキュースタート。
自然の中でするバーキューは格別ですね。
小さいお子様がいるご家族は、ケガや火傷などが怖いからバーベキューは難しいかもしれませんね。
そのときは、『レストランディナープラン』をおすすめします。
夕食・朝食ともに森のカフェ&ダイニング(またはコテージホール)で頂きます。
お食事の内容は、洋食を中心に日替わりになります。
▼メニューはピカ秩父ホームページから確認できます
4.大浴場
大浴場の名称は『樹音の湯』、センターコテージの近くにあります。
センターコテージから離れたコテージに泊まる方は、ちょっと面倒かもしれません。
この階段を上ると、『樹音の湯』の建物(下の写真)に到着。
入口はこんな感じ
建物の中は写真が撮れなかったので口頭での説明になります。
建物の左が男湯、右が女湯で、それぞれ更衣室、シャワー室、大浴場1種類、サウナがあります。
頭や身体はシャワー室でよく洗い、奥の大浴場に移動。
お湯の温度は約40℃。私的にはちょうど良かったが、子どもには少し熱いかな。
湯に浸かり、疲れを取りましょう。
湯上りに木々の中を歩いてコテージまで帰るのは、更に癒される。
注意②
フェイスタオルとバスタオルは備え付けのものをご利用下さいとのこと。
くれぐれも忘れないように。
5.花火
花火は、向かい側のプールの駐車場に移動して、やるようになってます。
まずはセンターコテージで消火用及びゴミ用のバケツを借ります。次にピカ秩父の駐車場を通過して、連絡通路からプールの駐車場に向かいます。
プールの駐車場は、ピカ秩父の駐車場の向かい側にあるので、連絡通路を通ればすぐに移動できます。
21時頃から始めましたが、10組ほどのグループが花火を楽しんでいました。
6.朝食(バイキング)
朝食は、センターコテージ近くの『コテージホール』で、バイキングです。
朝8時、『コテージホール』へ向かう道。昨夜雨が降ったので道が濡れてましたが、癒される空間。
癒しの空間
『コテージホール』の目印は、看板です。
看板が目印
中に入るとこんな感じ。
美味しいものがずらり
秩父地方の伝統的な漬物『しゃくし菜漬け』がありました。さすが秩父!
右側がしゃくし菜漬け
右上の野沢菜みたいなものが『しゃくし菜漬け』。
確かに、名物だけあって美味しい。
バイキングだと和食と洋食があるので、あれもこれも食べたくなりませんか。
ごはんを食べて、パンを食べて、あれも食べたい、これも食べたい、あれも飲みたい、これも飲みたい・・・。
結局いつも苦しくなるまで食べてしまう。
妻からは「学習能力がない!」といつも怒られるが、今回は呆れられている感じ・・・。
7.チェックアウトの時間だ
朝食が終り、チェックアウトのため、カートを借りにセンターコテージまで行く。
なんと!カートが1台もない。
妻と話し、駐車場に荷物を運ぶ人に声を掛けることに。
そうと決まれば、即行動。ここは小心者の私ではなく、妻の出番。
「終ったら、次いいですか。」さすが妻。
でも声を掛けておいて正解。その人が戻ってくるのを待っていると、別のカートを待っている人に声を掛けられていた。
律儀な人で、ちゃんと我々のところに持ってきてくれた。
作戦成功!さすが我が妻。
カートを手に入れ、コテージに戻る。
チェックインのときもそうでしたが、カートが無くなると荷物を運ぶことがかなりキツイ。
早めにカートの確保をすることをおすすめします。
癒してくれたピカ秩父に感謝。ありがとう!
8.ピカ秩父のまとめ
1泊2日のピカ秩父。
義理の弟にすすめられて来てみたが、本当に癒されました。
私が住んでいる多摩市は、東京でも多少自然が多い地域とはいえ、ピカ秩父に比べたら全然ない。ましてや、通勤で都心に行くので自然と接することはまずない。
少しの時間でも自然の中、木々に囲まれた生活をするだけでも癒される。
また秩父ミューズパークの”旅立ちの丘”から見る景色、聴こえる音楽も感動でした。
広大な敷地にあるプールも贅沢なひととき。
是非、お時間を作って、ご家族で秩父ミューズパークで遊んで、ピカ秩父に泊まって癒されて欲しいと思います。
人間にとって、日常と異なる空間で過ごすことがとても大事だと改めて感じました。
最後までお読み頂き、有難うございました。
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