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オークラトーキョーの『オーキッド』ブッフェに家族で行った




『オーキッド』のブッフェ

 

2019年9月に『ホテルオークラ東京』から名前を変えてオープンした『The Okura Tokyo(ジ・オークラ・トーキョー)』

惜しまれながらクローズした、昔のオークラの伝統的なロビーをそのまま再現した内装は早くも好評を博しています。

新生オークラのオールデイダイニング『オーキッド』にて土日祝日限定のブッフェが開催されていると聞いて、2020年の2月某日4歳と2歳の子供を連れて家族で出かけてきました。

行ってみたいけどお値段が気になる

どんなメニューが並ぶのか知りたい

美味しいメニューはどれなのか知りたい

子連れで行っても大丈夫?

子供が食べられるものはあるのかな?

お値段以上の価値があるのか確認してから行きたい

こんな疑問にお答えするために、実際に家族でブッフェを実食。

 

この【オークラトーキョーの『オーキッド』ブッフェに家族で行った】の記事では、『オーキッド』のブッフェ料金、ブッフェの前菜、メインメニュー、デザートの独断と偏見のベスト3、子どもに対する『オーキッド』の対応、『オーキッド』の子どものメニューをご紹介させて頂きます。

ジ・オークラ・トーキョーのオールデイダイニング『オーキッド』のブッフェに興味をお持ちの方は必見です。

 

1.オールデイダイニング『オーキッド』

オールデイダイニング『オーキッド』(以下、『オーキッド』)は、『ジ・オークラ・トーキョー』プレステージタワー5階にあります。

因みに、『ジ・オークラ・トーキョー』のプレステージタワーのロビーは5階にあります。

タクシーなどの車寄せのある階が5階となっており、徒歩や車でアクセスする場合は自然と5階にたどり着きます。

5階ロビーを入ってまっすぐ進むと階段の奥に『オーキッド』が現れます。

 

ブッフェ営業時間

ブッフェの営業は、土日祝日限定です。

ランチ/11:30~14:30

ディナー/17:00~21:00

 

2.『オーキッド』ブッフェの料金

『オーキッド』のブッフェの料金をご紹介します。

格式高い『ジ・オークラ・ト―キョー』のレストランだけあって、決して安くはありません。つまり、高いですね。

 

ランチブッフェの料金

大人:6,000円

シニア:5,500円

子供(小学生):4,000円

※One Harmony会員だと、500円安くなります。

上記料金に消費税と10%のサービス料が掛かります。

子供でも小学生以下は無料です。3歳から料金を取ることの多いホテルブッフェにおいてこれはお得!

 

ディナーブッフェの料金

大人:8,800円

シニア:7,800円

子供(小学生):5,800円

※One Harmony会員だと、800円安くなります。

上記料金に消費税と10%のサービス料が掛かります。

One Harmony(ワン・ハーモニー)会員に加入すると昼は500円、夜は800円の割引になります。 One Harmonyとは、オークラ・ホテルズ&リゾーツ、ニッコウホテルズインターナショナルなどで利用できる会員プログラムです。 入会金や年会費はかからずに、ホテルオークラグループレストランなどをお得に利用できます。 会員料金は会員カード1枚につき原則10名まで有効です。

▼入会はこちらのホームページから

 

3.『オーキッド』ブッフェの飲み物

ブッフェの料金にコーヒー、紅茶が含まれています。

また、お水をサービスしてくれます。

どこから見ているのでしょうか、なくなるとすぐにつぎ足しに来てくれる。

この流れるようなサービスには感動を覚えます。

アルコールやジュースが飲みたい場合は別途注文となります。

 

4.趣向を凝らした前菜

では、前菜からいただきます。

前菜はレストランの入口を入って左側の小ぢんまりとしたコーナーに並べられています。

登場したのは生ハムやスモークサーモン、その奥にはチーズとドライフルーツナッツもあります。

また、別途サラダとパンが並ぶこちらのコーナーもあります。

サラダはレタス、水菜、ニンジン、ミニトマト、ゴボウサラダ、海藻サラダ、縮豆腐、キドニービーンズとキノアなどがあります。

そして豊かなバリエーションのドレッシングと共に楽しむことができます。

身体に優しい『ノンオイル減塩ドレッシング』から、オーソドックスな『和風ドレッシング』、『ブルーチーズドレッシング』や『紫黒米ドレッシング源助大根ドレッシング』など変わり種もあります。

パンは『プチパン』や『クロワッサン』などのオーソドックスなパンに『メロンパン』も並びます。

後半になるとフルーツの載った美しいペストリーも並びました。

 

では実食レポートです!

上から時計回りに『シーフードマリネ』、『スモークサーモン』、『生ハム』、『トマトとモッツァレラのサラダ』、『伝統の小エビとマカロニのサラダ』、真ん中が『チキンとリンゴのウォルドサラダ』です。

どれも手が込んでいて、こんなに上手に作れるのか?と感動する美味しさ。

特に美味しかったのは『伝統の小エビとマカロニのサラダ』。

歯ごたえの良いプリプリのエビとアルデンテのマカロニ、そして濃厚な卵ソースが絡み合って極上の美味しさ。

ただのマカロニサラダではありません。

なんといってもエビが美味しい!

私の独断と偏見で前菜第1位は、『伝統の小エビとマカロニのサラダ』に決定です。

取りに行くタイミングでエビが全滅していることがありますので、その際は少し時間をおいてから取りに行きましょう(笑)

第2位は僅差で『シーフードマリネ』

『オーキッド』のブッフェはお魚系のお料理が多いのが特徴で、そのどれもが新鮮で美味しい。

『シーフードマリネ』は、ゆで加減絶妙なプリプリのエビやイカに酸味の爽やかなマリネ液が特徴。

オニオンのアクセントもあり、お口の中をさっぱりさせてくれます。

酸味が立ちすぎず、粒マスタードの風味が感じられるマリネソースも作り方を聞きたいくらい美味しかった。

後半になると具材の内容が変わり、タコと海藻のみになってしまったので、前半戦に攻めてくださいね。

第3位は、『スモークサーモン』

シンプルなメニューですが、シンプルゆえに品質の高さが分かります。

ブッフェでも手を抜かないオークラの心意気を感じる一品です。

ケッパーやスライスオニオン、レモンなどのトッピングも豊富に用意されていて、すごく高級な味わいに仕上げることができるんです。

やっぱりシーフード系、力を入れています。

前菜ではこの3品をぜひチェックしてみてください!

 

5.ストウブを多用したメインメニュー

前菜を堪能したらメインメニューです。

メインメニューはレストランの中央にある素晴らしいオープンキッチンの前にずらりと並んでいます。

オープンキッチンの後方には、忙しそうに働くコックさんの姿が。

作り立てを提供してもらっていることが分かります。

メインメニューはブッフェにありがちな保温ケースに入っている品物もあれば、フランス、アルザス地方原産の鋳物鍋staube(ストウブ)で料理したままサーブされているものが多数ありました。

ストウブはそのままサーブしてもやっぱりおしゃれですね。

訪れたのは真冬の寒い日でしたので、ストウブの暖か料理が気になって仕方ありません。

それにストウブで作った煮込みって、素材のうまみが凝縮されていて美味しいんですよね。

プロの作ったストウブ料理なんて心躍ります。

左上から『きのことチキンのグラタン』、『色々ソーセージとチキンの根菜入りポトフ』、下段左が『ラタトゥイユ』、右が『シーフードのトマト煮込み』です。

どちらもストウブに入ってサーブされていました。

グラタンのベシャメルソースはさすがの美味しさ。

表面のチーズもいい感じに焦げて香ばしく、チキンもパサつきがなくいい感じ。

もう少し熱々ならなお良しですが、ブッフェなので仕方ありません。

ラタトゥイユはちょっぴり香辛料の風味を感じる本格派。

シーフードのトマト煮はあまり個性が感じられませんでした。

美味しかったのは『色々ソーセージとチキンの根菜入りポトフ』

根菜のシャキシャキ感がプロの手によるものでした。こういうちょっとしたところに違いが出るんですよね。

私ではこうはいきません…。

チキンも柔らかくジューシーで、様々な種類のソーセージは香辛料の違いと風味を楽しむことができます。

肉汁や野菜のうまみのにじみ出たスープが旨いのでボールに取ればよかった!と後悔しています。

皆様はぜひボールで召し上がってください。

こちらの一品がメインの第2位です。

映えあるメイン第1位は、席に通されるときから気になっていた『ローストポーク』です。

大きな塊肉から1枚1枚丁寧に切り分けてサーブしてもらえます。

このこっくりとした茶色のソースが豚肉の旨味を引き立てます。

見た目と違って味の強くない控えめなソースなので、豚肉本来の美味しさを味わえます。程よい脂ととろけそうな柔らかさで子供にも好評でした。

夜はホテルオークラ伝統の『ローストビーフ』がサービスされるそうです。

伝統の技を継承してつくられているであろう『ローストポーク』もぜひ味わっておきたい一品です。

続いてお魚系のメインも食べてみましょう。

上から『キノコとベーコンのソテー』、『サバの焦がしバターソース』、『シーフードムース』です。

『キノコとベーコンのソテー』はきのこの歯ごたえがベストな状態でこれまた主婦として「さすがシェフの技は違うな」と敗北感を感じ得ざるを得ないお品でした。

こんなシンプルなメニューでも味の違いは如実です。

『サバの焦がしバターソース』は、ソースが絶品すぎる!!クリームソースの中に香ばしいネギが入っていてアクセントになっています。

ちょっとサバはたんぱくでしたが、ソースが濃厚なのでよくあっていたかな。

ぜひ食べてみて欲しいメニューです。

そして、『シーフードムース』は、フレンチなどで付け合わせに出されそうなクオリティー。

カクテルソースが絡んでとっても美味しかった。

ホタテが隠されていてちょっと得した気分になれました。ブッフェでホタテなんてなかなか食べられませんよね。

太っ腹なオークラ!というわけで『シーフードムース』がメインのおすすめ第3位です。

その他には、西洋ごぼうのクリーム煮、サーモンのソテー、さつまいものフライ、カレー、ごはん、バターライス、フライドチキン、フライドポテト、サルシッチャとキャベツのパスタ、スープなどが並んでいました。

目移りしましたがとても食べきれません!

 

6.わくわくするデザート

前菜とメインでお腹が満たされてきましたが、デザートは別腹!

美しく整然と並ぶ宝石のようなケーキたち…料理を食べながらもずっと気になっていましたよ。

むしろ一番食べたいくらいでしたよ!!

こちらは大きめのカットのケーキ。

左上が『いちごムース』、右上が『ガトーショコラ』、左下が『スフレチーズケーキ』、右下が『フルーツタルト』などオーソドックスな品揃え。

こちらは小さいサイズのスイーツ達。

おなかいっぱいだけど色んな種類を食べたい…という人にはありがたいラインナップです。

チョコケーキ、フルーツタルト、プチシュー、クリームブリュレ、いちごのショートケーキ、フランボワーズのムース、パンプディングなどが並びます。どれもかわいい!

デザートコーナーで特筆すべきサービスは、オーダーメイド最中コーナーです。

バニラ、アイス、ゆずの3つのフレーバーから好きな組み合わせでアイスを選んで最中に乗せてもらえます。

後はお好みで、求肥やマシュマロ、カカオニブ、黒蜜、キャラメルソースなどをトッピングして自分の好みの最中を作ることができるのです。

トッピングの種類が熱い…。オークラの力の入れようを感じます。

こんな風にできあがります。

中でも『求肥(ぎゅうひ)』はマストアイテム。

それはもう、モチモチでスベスベで柔らかくて上品な味わいで、おかわりしたいほどの美味しさでした。

デザート部門ではなんとこの最中、いえ、『求肥』が第1位です!!

『求肥+黒蜜+バニラアイス』のスタンダードな組み合わせの最中を一押しさせていただきます。

そして第2位はシンプルな『ショートケーキ』です。

いちごの香り、風味が全然違います。

スポンジもふわふわでクリームが主張しすぎない甘さ。

ケーキ全体が口の中で溶けるような軽さですので、お腹いっぱいでもぜひ食べてみて欲しいデザートです。

第3位は『ゼリー』

子供たちに大人気で、わんこそばか…というくらいおかわりさせていただきました。

お口がスッキリするのでリフレッシュにも最適です。

 

7.子供がいても大丈夫!

実際に『オーキッド』のブッフェに行って、子供がいても大丈夫だと思ったポイントについて詳しく書いてみます。

子連れでの訪問を計画している方必見です。

 

①電話で問い合わせた回答に感動

ジ・オークラというラグジュアリーなホテルに、4歳と2歳の子供を連れて行って迷惑にならないのか気がかりでしたので、予約の電話の際に聞いてみると、「お子様も大切なお客様です。」との回答が!さすが一流ホテルの接客。

小さなお客様2名も無事に迎え入れてもらえそうです。

 

②実際の雰囲気

実際に訪れた感想は、ジ・オークラの門をくぐると新しくなった美しいロビーが迎えてくれます。

あたたかみのある雰囲気で、子連れでも疎外感を感じることはありませんでした。

『オーキッド』の雰囲気はというと、ブッフェでオープンキッチンということもありけっこう活気のあるムード。

ざわざわしているので、子供の声はあまり気になりません。

子供がいても会場を走り回ったりしなければ、気を遣う雰囲気ではありません。また、他にも子連れの方を何組か見かけましたので安心でした。

ジ・オークラの中では最もカジュアルなレストランなので、むしろ子連れで訪れるのに適したレストランと言えます。

 

③子供への神対応

席に着くとすでにお子様用の食器の用意がされていました。

カップはNORITAKEのトトロの陶器の湯飲み。

かわいい心遣いにほっと和みます。これぞオークラクオリティーです。

また、従業員の方が子供に話しかける際に、必ずひざまづいて目線を合わせてお話ししてくださった姿に感動。

本当に小さな子供もお客様扱いして頂けました。

娘にとっても良い経験となりました。

 

④子供が食べるメニュー

『オーキッド』のブッフェにあった子供が食べるメニューを紹介します。

色々なものがあるので、離乳食完了期くらいのお子様から楽しめると思います。

・フライドチキン(大人が食べても感動的なおいしさのフライドチキン。もちろん子供の食いつきも違います。)

・ポテトフライ(ジャガイモを太めにカットし、そのまま揚げたタイプのフライドポテトです。塩加減が控えめなので子供にも安心。)

・トマト(いろいろな色のトマトがあって楽しい。すべて甘いのでいつもよりたくさん食べてくれました。)

・ドライマンゴー、レーズン(チーズコーナーにあるのですが、これがまさかの大ヒットでした。与えておけばいいので親も助かります。)

・カレー(辛くはありませんが、小学校くらいからなら食べられそう。)

・ごはん(白いごはんとバターライスがあります。スープをかけておじやのようにすれば離乳食期のお子さんも楽しめるかな…。)

・パン(バターロールやクロワッサン、プチパンからホウレンソウパン、メロンパンまで年齢に合わせて選べます。)

・スープ(野菜スープがあります。ストウブで作っているのでお味は絶品。野菜のうまみが溶け出していて栄養も満点です。)

・フルーツ(みかん、いちご、ぶどう、パイナップルなど季節のフルーツが並び、子供も大喜びでした。)

・サーモンのソテーやサバのソテーなどのお魚(お魚好きの子供さんに。)

・ローストポーク(柔らかく、薄く切ってあるので子供でも食べやすいです。)

・デザート全般(もう大喜びです。)

実際に、我が家は大人が食事を堪能し終わるまでの間、子供も退屈することなく、嬉しそうに食事を楽しんでいました。「ご飯を食べてからデザート!」という約束でしたが、だいぶ早めにデザート並行してしまいましたけどね…!

 

⑤おむつ替え

オーキッドを出てすぐ左にある多機能トイレにおむつ替えの台があります。

あまり広くないのでベビーカーのままトイレに入るのは少し難しいかもしれません。

 

8.まとめ

新しくオープンした『The Okura Tokyo(ジ・オークラ・トーキョー)』。

そのプレステージタワー5階にあるオールデイダイニング『オーキッド』の土日祝日限定ランチブッフェは、子連れでも楽しめるカジュアルな雰囲気ながら、本格的なホテルの味を楽しむことができました。

お値段はホテルバイキングの中でも最高クラスですが、質の伴ったメニュー内容と、なによりも一流の心温まるサービスに感動。

元が取れる取れないという尺度でも、もちろん満足のいくブッフェでしたが、それよりももっと価値のある上質なサービスと空間に感激しました。

開催されているのは土日祝日のみのこのブッフェ。

夜はさらに価格がアップしますが、ローストビーフやフォアグラ、白エビなどの更なる高級食材が登場するそうです。

ぜひ日程を合わせて行ってみてください。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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