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漫画ベルサイユのばらの舞台を訪ねて

2018年8月21日




長年の夢の叶える

 

前編の記事では、マリーアントワネットが生まれたオーストリアの世界遺産シェーンブルン宮殿、マリーが贅を尽くしたベルサイユ宮殿を訪ねて、それぞれの行き方、入場方法、見所をご紹介させて頂きました。

 

後編【漫画ベルサイユのばらの舞台を訪ねて】の記事では、マリーアントワネットが幽閉された牢獄コンシェルジュリー、処刑場となったコンコルド広場、フランス革命の歴史的資料を収めたカルナヴァレ博物館、おすすめのレストランやお土産、そして最後にフランス革命に関連するおすすめの漫画をご紹介させて頂きます。

 

 

1.牢獄コンシェルジュリー

ベルサイユ宮殿を見学した翌日は、パリに戻り、フランス革命勃発に伴い処刑されたマリーアントワネットの足跡を辿ります。

まず訪れたのは、斬首刑を待つマリーアントワネットが幽閉された牢獄コンシェルジュリーです。

牢獄コンシェルジュリーはパリの中心、世界遺産にも指定されている地区シテ島にあります。

お城のような立派な外観ですが、牢獄と裁判所の役割を担ってきた建物です。

フランス革命が勃発し、ギロチンにより国王ルイ16世が処刑されると、王妃であるマリーアントワネットも同じく刑に処せられることとなり、この牢獄コンシェルジュリーに収容されました。

コンシェルジュリーには、マリーアントワネットが1793年8月2日から10月16日までの2ヵ月半を過ごした独房が蝋人形で再現されています。

藁が敷かれただけの粗末な部屋もあったので、他の囚人の部屋と比べるとマリーアントワネットの独房は好待遇なのかもしれませんが、宮殿での生活を思えば天と地の差。

質素で最低限の家具が置かれ、粗末な衝立の向こうには2人の衛兵が見張りについています。

プライベートもあったものではありません。

暗く、ジメジメとしたこの牢獄での生活。

どのような思いで最期を過ごしたのでしょう。

マリーアントワネットの独房が再現されている場所の一部は、実際にマリーが幽閉されていた場所だったと言います。

マリーアントワネットが断頭台に向かうために荷車に乗った中庭も見学することができます。

王家に生まれ、フランス王妃になり、時代の流れに翻弄され、ついには牢獄に送られて処刑される…。

豪華絢爛なベルサイユ宮殿と、コンシェルジュリーの両方を見ることで、波乱万丈な王妃の人生を生々しく感じることができました。

コンシェルジュリーには、マリーアントワネット以外にも、ロベスピエールやサンジュストも収容され、処刑されました。

ベルサイユのばらの作中に登場したので、ついつい顔を思い浮かべてしまいました。

Bienvenue à la Conciergerie
Bienvenue à la Conciergerie

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2.コンコルド広場

コンシェルジュリーから足を伸ばして、マリーアントワネットが断頭台に処刑されたコンコルド広場まで行きます。

処刑された場所を見る・・・というとなんとなく怖い気がします。

ですが、フランス革命期にギロチンが置かれ処刑場となった場所は、今ではコンコルド(=調和)広場と名付けられ、パリを代表する優美な広場となっています。

コンコルド広場はたくさんの車が行き交うロータリーのようになっていますが、中心には噴水があります。

その噴水のそばには1枚のプレートがあります。

そして、そのプレートには次のように書かれています。

『この広場は、1792年11月から1795年5月までPlace de la Revolution プラス・ド・ラ・レボリュシオン=革命広場と呼ばれ、1793年1月21日にルイ16世が、1793年10月16日にマリーアントワネットが処刑された』

 

ウィーンからベルサイユを経てこの地に立つと、マリーアントワネットの波乱万丈な人生の重みが感じられるようでした。

国民が飢えに苦しむ間に贅沢三昧をし、「パンがないならお菓子を食べればいいじゃない」と言ったというのは、マリーアントワネットの有名なエピソードです。

このようなイメージから、マリーアントワネットは悪い王妃というイメージが強い方もいるかもしれません。

しかし、実際は子供が産まれてからは贅沢も辞め、子供と夫と過ごす時間を大切にした普通の女性だったと言います。

ベルサイユ宮殿にあるプチトリアノンやマリーアントワネットの農村を見ると、そのような王妃の姿も認めることができます。

今回の旅では、二つの国をまたぎ、マリーアントワネットと言う一人の女性の人生を追いかけました。

実際にその地に立ったことで、運命に翻弄され、波乱万丈だった王妃の気持ちの一端に触れることができたように思いました。

 

3.カルナヴァレ博物館

マリーアントワネットの足跡を最期まで辿ると、国民の血税で贅を極めた罪があったとはいえ、なぜ彼女がギロチンという残酷な刑に処せられ処刑されなければならなかったのか歴史的な背景が気になります。

そんな方におすすめなのが、フランス革命の歴史的資料を収めたカルナヴァレ博物館です。

マレ地区にある貴族の館を改装した博物館で、フランス革命の資料が数多く展示されています。

旅のクライマックスにと喜び勇んで向かったものの、カルナヴァレ博物館は2019年まで改装工事中とのこと。

マリーアントワネットの遺髪や、履いていた靴、フェルゼンからの手紙などが展示されていると聞いて楽しみにしていましたが、残念でした。

実物を見られないのは残念ですが、展示品の一部をホームページで見ることができます。

ホームページからアプリをダウンロードすることもでき、展示品を見ることができます。

世界史の教科書に載っていた見たことある資料の数々!

再オープンが待ち遠しいですね。

Page d'accueil | Musée Carnavalet - Histoire de Paris
Page d'accueil | Musée Carnavalet - Histoire de Paris

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4.フランス革命ファンにパリでおすすめのレストラン

1686年創業のパリでも最も古いレストラン” Procope ” プロコープ

パリの6区にあり、パッサージュと呼ばれる屋根付きの素敵なアーケードに店が入っています。

創業当時からヴォルテールやルソーなどの知識人が通った名店。

フランス革命期には、ダントンやロベスピエール、マラーなどが店に集い、熱く議論を重ねたと言われています。

若きナポレオンも店を訪れ、食事代の代わりに置いていった帽子がいまも店に飾られています。

メニューはクラシックなフランスのビストロ料理が中心で、鶏肉のワイン煮込みや生牡蠣などを食べることができます。

現在ではわりとカジュアルなレストランなので、緊張せずに食事ができます。

メニューの表紙には、フランス革命時に身分の低いパリ市民が頭にかぶったフリジア帽が描かれています。

フリジア帽は従属から自由への開放の象徴となるモチーフです。

フランス革命ファンが注目すべきは、レストランのトイレ

男女の表記が、一般的なMadame女性、Monsieur 男性ではなく、” Citoyennes ” 女市民、 ” Citoyens ” 男市民と書かれています。

フランス革命期に平民が自らをシトワイヤン(市民)と呼び士気を高めたシーンは、ベルサイユのばらにも出てきましたね。

トイレに行くだけで、テンションが上がるフランス革命ファンにはたまらないレストランです!

お食事だけでなくトイレに行くのをお忘れなく!

Procope プロコープ

所在地: 13 rue de l`Ancienne Comedie 75006 Paris

電話番号: +33(1)40 46 79 00

営業時間:月~水、日曜日12:00-00:00、木~土曜日 12:00-01:00

アクセス: メトロ4号線Odeon下車

ホームページから予約可能、日本語ホームページあり。

Le Procope / Restaurant – Café – Glacier / Paris
Le Procope / Restaurant – Café – Glacier / Paris

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5.おすすめのお土産

マリーアントワネット好きにおすすめのお土産をご紹介します。

1672年から続くパリの老舗紅茶屋さん“NINA’S PARIS”には、マリーアントワネットをモチーフにした紅茶が売られています。

ベルサイユのばらを思わせるキュートでロココなパッケージが乙女心を掴みます。

しかし、パッケージだけでなく中身も本格的なのです。

ベルサイユ王立農園で栽培された希少なリンゴを使用し、王妃が愛したバラの香りをつけたフレーバーティーは世界で唯一のものです。

今回の旅にぴったりのお土産です。

 

Nina's Marie-Antoinette | Thé de Marie-Antoinette| Nina's Paris
Nina's Marie-Antoinette | Thé de Marie-Antoinette| Nina's Paris

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6.予習!フランス革命関連のオススメ漫画

この記事を読んで、フランス革命を巡る旅に出かけたいと思ったら、以下の漫画を読んで予習して行くことをおすすめします!

 

①『ベルサイユのばら』          池田理代子著

男装の麗人オスカルとフランス王妃マリーアントワネットの人生を描いた伝説のヒット作。

宝塚歌劇団による豪華絢爛な舞台のDVDもおすすめです。

 

②『マリーアントワネット』       惣領冬実著

史上初、ベルサイユ宮殿が衣装や建築のすべてを監修したマリーアントワネットとルイ16世の真実の姿を描く歴史漫画。

これまで語られてきたマリーアントワネット像に疑問を投げかける革命的な作品です。

 

③『第三のギデオン』         乃木坂太郎著

フランス革命前夜、三部会議員になり貧困にあえぐ祖国を救いたいと願う平民ギデオンと、目的のために残忍な手段を用いる貴族のジョルジュ

国を変えたいと願う様々な身分の男たちの物語。

史実に基づいたキャラクター付けのされたルイ16世や個性的なマリーアントワネットも登場します。

 

④『イノサン』 坂本眞一著

フランス革命期に生きた、処刑人一族サンソン家の運命を描く歴史漫画。

写実的で耽美な画風で描かれるルイ16世やマリーアントワネットが見られます。

 

7.まとめ

漫画『ベルサイユのばら』が大好きで、いつか漫画の舞台を訪ねることが長年の夢でした。

そして遂に、実在した歴史上の人物、悲劇の王女マリーアントワネットにスポットを当てたマリーアントワネットの生涯の足跡と、ベルサイユのばらの舞台を訪ねてきました。

まずはマリーアントワネットの故郷であるオーストリアの世界遺産シェーンブルン宮殿から始まり、フランスの世界遺産ベルサイユ宮殿、マリーアントワネットが幽閉された牢獄コンシェルジュリーと処刑されたコンコルド広場まで。

マリーアントワネットの足跡を辿る旅は、マリーアントワネットを身近に感じることができ、ベルサイユのばらの舞台を自分の足で踏めたことは、感慨深いものがありました。

ご興味ある方は、是非、マリーアントワネットの足跡を辿る旅に出ていただきたいと思います。

最後までお読み頂き、有難うございました。

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