心を清める
秩父の旅2日目は、子どもたちの希望もあり、宝登山に行くことにした。
ピカ秩父の周辺には、羊山公園、三峯神社、秩父高原牧場、宝登山などがあるが、決め手となったのは、動物にエサをあげられる宝登山小動物公園があったから。
また宝登山には宝登山神社やロープウェイもあるので、神社で参拝して、ロープウェイで山頂まで登って、宝登山小動物公園で動物にエサをあげるという計画に決定。
秩父ミューズパークの”フォレストアドベンチャー”や”ソト遊びの森”にも興味があったが、猛暑の中で運動するのはどうかと思い、次回また来たときのお楽しみということに。
宝登山の麓にある宝登山神社は、埼玉県秩父郡長瀞(ながとろ)に位置し、最寄り駅の秩父鉄道『長瀞駅』から徒歩20分の所にあります。
引用/宝登山神社ホームページより
ピカ秩父のホームページだと宝登山神社まで車で25分くらいということだったが、実際は多少の渋滞もあり車で50分くらい掛った。
正直なところ、猛暑と、山と言うことでアップダウンがあると思われたので、あまり乗り気ではなかったが、子どもたちの希望なのでパパは頑張ることに。
この【宝登山神社で参拝しロープウェイに乗って動物園へ】の記事では、宝登山神社、宝登山ロープウェイ、宝登山小動物公園のレビューをご紹介させて頂きます。
秩父の旅1日目は、こちら。
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1.宝登山神社で参拝
①宝登山神社の創立
西暦110年、今からおよそ1900年前、第12代景行天皇の御代、皇子日本武尊が東征の帰途山容の美しさに惹かれ、ミソギの後に山頂を目指します。途中山火事に遭遇しますが神犬の神助を得て、無事に宝登山山頂に於いて神霊を祀られた事が当社創建の始めとつたえられています。
引用/宝登山神社ホームページより
車は宝登山神社の駐車場に停められましたが、最後の1台だった。
宝登山神社が人気なのか、宝登山小動物園が人気なのか、ロープウェイが人気なのか、夏休みだからなのか意外と人が多かった。
早速、宝登山神社にお参りに。
少し歩くと、神社を示す矢印があったが、その先には急な階段だ。
参拝をする前に、まずは手水舎(ちょうずや)の水で右手も左手もお清め、口もすすぎます。この作法を『手水(ちょうず)を使う』というそうです。
②『手水(ちょうず)を使う』の作法
①まず右手に柄杓(ひしゃく)を持ち水を汲む。
②左手に水をかけて、左手を清める。
③柄杓を左手に持ち替えて、同様に右手を清める。
④再度、右手に持ち替え、左手で水を受ける。
⑤その水で口をすすぐ。
⑥口をすすいだら、もう一度、左手にかける。
⑦最後に柄杓に水を入れ、柄に水を流して柄杓置きに伏せておく。
⑧濡れた手はタオルなどで拭かず、自然乾燥しましょう。折角清めた手が汚れてしまうので。
暑い中、急な階段を上るのはかなりキツイが、小2の子どもも頑張っているので、弱音を吐くわけにはいかなかったが・・・。
上りきると、そこには神殿があった。それほど大きくはないが、とても綺麗なのが印象的だった。
この部分。神秘的という言葉がピッタリかな。
皆で賽銭箱にお賽銭を入れて、二礼二拍手一礼。
次は、宝登山小動物園に向かいます。
③『二礼二拍手一礼』の作法
『二拝二拍手一拝』とか『二礼二拍一礼』とか言いますが、どれも同じです。
一般的な作法は、
①お賽銭箱にお賽銭を奉納する。
※鈴がある場合は、鈴を鳴らす。
②頭を深く2回下げる。
③両手を胸の高さで、2回手を打つ。
④両手を合わせ、祈りを込める。
⑤両手を下ろし、頭を深く1回下げる。
※願い事がある人は、この時、心の中で念じましょう。
出雲大社などは『二礼二拍手一礼』ではなく、『二礼四拍手一礼』となるそうです。
2.ロープウェイで山頂へ
宝登山小動物園に行くには、宝登山麓駅からロープウェイで山頂まで登らなくてはならない。
宝登山麓駅まで行くには、少し歩く必要がある。行き方は2つ。
1つが、舗装された車道を歩くか。
もう1つが山道を歩くか。
我々は山道で宝登山麓駅まで行くことに。
山道を歩くこと約5分、宝登山麓駅に到着。
ここからロープウェイは30分に1本の割合で運行し、宝登山頂駅までは約5分。
ロープウェイは、”ばんび号”と”もんきー号”の2種類。
”ばんび号”と”もんきー号”も見た目は同じかな。
大 人 | 【片道】480円 【往復】820円 |
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小 人 | 【片道】240円 【往復】410円 |
我々は”ばんび号”に乗ったが、ロープウェイの製造は昭和35年と古く、エアコンはなかった。
定員は50名のところ、暑さを考慮し、35名にしているようだが、蒸し暑い。窓が少し開いているが速度が遅いので、涼しくはならない。
景色はこんな感じ。
約5分後、宝登山頂駅に到着。
宝登山頂駅の正面に案内図がある。
案内図によると、宝登山小動物公園まではここから歩いて約7分。
宝登山頂は、11月の紅葉から始まり、12月の寒桜、1~2月のロウバイ、2~3月の梅、4月の桜、5月のつつじ、6月のシャクナゲまで花が見所のようです。
引用/宝登山ロープウェイ・ホームページ「花の見どころ」より
お手洗いは宝登山小動物公園とは逆側だが、途中に”平和の鐘”があった。
良く分からないが、鐘を鳴らしてみた。『カーン!』平和の鐘の音だ。
3.宝登山小動物公園
宝登山小動物公園は昭和35年に『野猿公園』としてオープン。『小動物公園』とあるだけに、会える動物はニホンザルやホンシュウジカなど。
大 人 | 【一般】430円 【団体】390円 |
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小 人 | 【一般】220円 【団体】200円 |
エサをあげることができるので、子どもたちは楽しみにしている。
宝登山頂駅から歩くこと約7分、やっと宝登山小動物公園に到着。
まずはヤギ。ニンジンを美味しそうに食べてます。
次はニホンザルにエサをあげに向かう。
山の上にあるだけに、山道を下りる感じ。
エサをあげるときは、橋の上からサルに向かって投げ入れる。そのため、自分たちが気に入ったサルにエサをあげられない。
例えば、親子さるにエサをあげたくても、ほかのサルにとられてしまう。
こんなところに上って、エサを貰おうとしている親子さるもいた。
エサをとるため、手を伸ばしたりするが、子どもが落ちないか冷や冷やしてた。
子どもたちは、なかなか上手く投げ入れることが出来なかったが、それはそれで楽しんだ様子。
4.宝登山のまとめ
宝登山神社で参拝して、ロープウェイで山頂に登り、宝登山小動物公園でニホンザルにエサをあげるという今回の計画でしたが、思ったり楽しめました。
猛暑の中、汗は出るは喉は乾くは、山道は登ったり下ったりでなかなかハードでしたが、子どもたちが楽しんでくれたので嬉しかった。
ただし、7月や8月は避けたほうが良いかもしれません。
どうせなら、春の季節のほうが梅や桜が見どころで、過ごしやすいと思います。
1泊2日の秩父の旅は、ケガもなく、無事に帰宅できました。
ピカ秩父の自然の中で癒され、宝登山神社で心が清められた旅でした。
最後までお読み頂き、有難うございました。