子連れ旅行

佐島マリーナホテルと天神島で家族磯遊び

「東京から近くて、海がきれいで、子どもが安全に磯遊びできて、大人は美味しい海の幸を楽しめる場所ってないかな?」

そんな少し欲張りな願いをかなえてくれるのが、三浦半島・横須賀市にある佐島エリアです。

相模湾に面した小さな漁港町で、磯遊びスポットとして人気の天神島臨海自然教育園と、海に囲まれたリゾートホテル佐島マリーナホテルがセットで楽しめるのが最大の魅力です。

東京からは車・電車ともに約1〜2時間。

日帰りもできますが、子ども連れでゆったり過ごすなら1泊して磯遊び+グルメ+海辺ステイを楽しむのがおすすめです。

この記事では、ファミリー向けに「天神島での磯遊び情報」「佐島マリーナホテルの魅力」「周辺ランチ&お土産情報」「子連れで失敗しないためのポイント」をまとめました。

1. 佐島ってどこ?東京からのアクセス

佐島は、神奈川県横須賀市の西側、三浦半島の逗子・葉山エリアのさらに南に位置する小さな漁港町です。

すぐ近くには、自然海岸が残る天神島臨海自然教育園や、ヨットハーバーを備えた佐島マリーナがあり、コンパクトなエリアに海の魅力がギュッと詰まっています。

東京からのアクセス目安

  • :横浜横須賀道路経由で佐島マリーナ周辺へ。国道134号線を三崎方面へ進み、「大楠小学校入口」交差点から佐島方面へ入ります。
  • 電車+バス:JR横須賀線「逗子駅」または京急逗子線「逗子・葉山駅」から、京急バスで「佐島マリーナ入口」方面へ。終点付近のバス停から徒歩圏で佐島マリーナ・天神島へアクセスできます。

公共交通機関でも行けますが、子ども連れ&荷物多めのファミリーは車が圧倒的に楽です。

バスは本数が多くない時間帯もあるため、電車+バス利用の場合は行きと帰りの時刻表を事前チェックしておきましょう。

2. 天神島臨海自然教育園で磯遊び

佐島で磯遊びをするなら外せないのが天神島臨海自然教育園

相模湾に面した自然海岸で、多くの海浜植物や海岸動物が生息している、三浦半島でも貴重なエリアです。

天神島と笠島周辺の海域は、南方系海浜植物ハマオモト(ハマユウ)の分布北限として、神奈川県の天然記念物にも指定されています。

① 透明度の高い海で、生き物観察を楽しめる

磯には、カニ・ヤドカリ・小魚など多くの生き物が棲んでおり、干潮時には足元の小さな潮だまりを覗くだけで子どもたちは大興奮。

満潮時は磯が海面に沈んで危険なタイミングもあるため、干潮に近い時間帯を狙って訪れると、より安全に楽しめます。

② 開園時間・料金・駐車場(基本情報)

  • 名称:天神島臨海自然教育園
  • 入園料:無料
  • 開園時間:季節で変動(例:4〜9月 9:00〜17:00/10〜3月 9:00〜16:30 など)
  • 休園日:月曜(祝日の場合は翌平日)・年末年始など
  • 駐車場:ビジターセンター横に普通車15台分(無料・先着順)

開園時間・休園日・駐車場の運用は変更される場合があります。出発前に自治体や施設の公式情報で最新状況を確認しておくと安心です。

③ 必ず守りたい、天神島でのルール

天神島とその周辺は自然保護の指定があるエリアで、環境を守るためのルールが決められています。入口の掲示も必ず確認しましょう。

  • 遊泳・シュノーケリング禁止
  • 貝・タコなど魚介類の採取・持ち帰り禁止
  • 植物や石などの採取・持ち帰り禁止
  • テント・タープなどレジャー用品の使用禁止
  • バーベキュー・焚き火・飲酒・喫煙禁止
  • ペット・自転車・ドローンの持ち込み禁止

基本スタンスは「見る・観察する・持ち帰らない」

捕まえた生き物は、観察が終わったら元いた場所へやさしく戻してあげましょう。

④ 設備:トイレ・水道・ビジターセンター

  • ビジターセンター:展示・解説パネルあり(学習にも便利)
  • トイレ:ビジターセンター内
  • 水道:入口付近にあり、足やサンダルの砂を洗い流せます
  • 無料駐車場:15台分(連休や夏は早い時間帯が安心)

磯遊び後にきちんと砂を落としてから車に乗れるので、ファミリーにはありがたい環境です。

3. 磯遊びに持っていくと安心な持ち物

磯遊びは、準備さえ整えれば安全性と快適さがぐっと上がります。

ここでは最低限の必需品と、あると便利なグッズを整理します。

① 必需品(安全・熱中症対策)

  • マリンシューズ:割れた貝殻や岩場から足を守る最重要アイテム。家族全員分あると安心。
  • 軍手・手袋:岩場で手をついたときのケガ防止。子ども用サイズも用意すると便利。
  • 帽子:潮だまりを覗く姿勢が続くため、首筋や耳の後ろが焼けやすい。日よけ付きが安心。
  • 日焼け止め:曇りでも紫外線対策は必須。塗り直し前提で。
  • タオル・着替え:子どもは想定以上に濡れます。下着まで含めて着替え一式を。
  • 飲み物:海辺は脱水しやすいので多めに。

② あると楽しい・便利なアイテム

  • バケツ・透明な虫かご:一時観察に便利(観察後は必ず戻す)。
  • 小さなタモ網:小魚やエビ観察にあると盛り上がる。
  • レジャーシート:荷物置き・休憩スペースに。
  • 防水ケース:スマホ・鍵など貴重品の水濡れ対策に。

4. 佐島マリーナホテルで海辺ステイ

 引用元/佐島マリーナホテルホームページ

天神島でたっぷり遊ぶなら、すぐ近くの佐島マリーナホテルに泊まって、のんびり海時間を楽しむのがおすすめです。

ヨットハーバーに隣接したマリンリゾートで、海に囲まれたロケーションが魅力。

規模が大きすぎないため、落ち着いて過ごしたいファミリーにも向きます。

① 海を一望できるレストラン&大浴場

館内レストランでは、相模湾を眺めながら地元の魚介や三浦野菜を使った料理を楽しめます。

宿泊時の食事内容や提供方法はプランや時期で変わることがあるため、予約時に最新情報を確認してください。

また、展望大浴場があるのも魅力のひとつ。

磯遊びで冷えた体を温められるのは、子連れ旅ではかなり助かります。

② 夏季限定のシーサイドプール

夏季営業の屋外プールが用意される年もあります。

営業期間・利用条件は年によって変わるため、予約前に公式サイトや宿泊プランの説明を必ずチェックしてください。

③ 売店・自動販売機など

館内で軽食や飲み物を買える手段はありますが、佐島周辺はコンビニやスーパーが少なめのエリアです。

離乳食・ミルク・子どものおやつなど「これだけは必要」なものは事前に調達してから向かうと安心です。

5. 佐島周辺のランチ&グルメ情報

佐島は小さな漁港町なので、飲食店の数は多くありません。

連休や週末はどのお店も混み合うため、「どこで何を食べるか」を事前にイメージしておくと当日のロスが減ります。

① 子連れで動きやすい考え方

  • 第一候補・第二候補まで決めておく
  • 混雑日ほど「早めの時間帯」にランチを前倒しする
  • 最新の営業情報は公式発信や予約サイトで確認する

② 過去に人気だった店舗の扱いについて

ネット上の古い旅行記やブログには、現在の営業状況と合わない情報が残っていることがあります。

店名を挙げて断定すると誤情報になる可能性があるため、この記事では「事前に最新営業情報を確認する」方針で整理しています。

6. 佐島港で海の幸おみやげ探し

旅の締めくくりには、佐島港周辺の鮮魚店で海の幸をおみやげに買って帰るのもおすすめです。

しらすや干物などは持ち帰りしやすく、家でも「佐島の思い出ごはん」を楽しめます。

生しらすは海の状況や水揚げ次第で出会えるかどうかが変わるため、あればラッキーくらいの気持ちで。

訪問日の直前に、店舗の公式発信(SNS等)がある場合は確認しておくと安心です。

7. 子連れ佐島旅を楽しむポイント

  • ① 干潮時間をチェックして予定を組む
    磯遊びの満足度は潮位に左右されます。潮位表を確認してから動くと効率的です。
  • ② ハイシーズンは朝イチ行動
    天神島の駐車場は台数が多くないため、早め到着が安心です。
  • ③ ランチは「決め打ち+予備」
    飲食店が少ないエリアなので、候補を複数用意しておくとラクです。
  • ④ 海風対策で体温調整
    夏以外は羽織ものがあると安心。子どもは夢中で冷えやすいので休憩を。
  • ⑤ 安全ルールを家族で共有
    「岩の上は走らない」「目の届く範囲で遊ぶ」「こまめに飲む」など、出発前に簡単に約束しておくと安全度が上がります。

8. まとめ|佐島は“ちょうどいい”家族ネイチャー旅

佐島エリアは、東京から約1〜2時間で行ける距離ながら、透明度の高い海・磯の生き物観察・ローカルな漁港の雰囲気・海辺のホテルステイが、コンパクトに楽しめる場所です。

天神島臨海自然教育園では、ルールを守りながら磯の生き物観察を楽しみ、佐島マリーナホテルでは海を眺めながらゆったりリラックス。

帰りにしらすや干物を買えば、自宅に戻ってからも旅の余韻が続きます。

最新の営業情報やルールは、自治体・施設・各店舗の公式サイト/公式SNSで必ず確認し、「安全第一・自然にやさしく」を合言葉に、家族で佐島の海を満喫してみてください。

最後までご覧いただき、有難うございました。

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